赤い袖先【最終回】16話 17話のネタバレとあらすじ感想(袖先赤いクットン)

この記事では、2PM ジュノ主演の韓国ドラマ赤い袖先(袖先赤いクットン)の感想とネタバレをまとめています。

韓国ドラマ赤い袖先(袖先赤いクットン)の内容が気になっている人は是非参考にしてくださいね。

ここからネタバレが始まります。

※見たくない人は注意してください※

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韓国ドラマ『赤い袖先(袖先赤いクットン)』16話のネタバレとあらすじ

 

ドクイムはサンに抱きしめられて「恋しかった…」と告げられます。

そしてもう一度、後宮になる気はないかとサンに尋ねられると、今居る場所こそが自分が一番落ち着けるのだと答えるドクイム。

決してゆらぐことのないドクイムの気持ちをサンもよく分かっていました。

一方、ドクイムに激しく嫉妬していた和嬪(ファビン)はある事を知らせるため大妃の部屋へ。

そんな中、久しぶりに休暇をもらったドクイムは亡くなった父と同じように念願の武官となった兄を祝福するために宮廷の外に出ました。

間もなくして宮廷に戻ってくるといつもの用事で大妃のところへ行くドクイム。

本を読み聞かせていると大妃から「私に仕える気はないか?」と尋ねられます。

ここでもやはり断ってしまったドクイムでしたが、それを聞いて大妃は残念そうに窓の外に目をやるのでした。

 

その日、和嬪の指金により官女たちに連行されてしまったドクイム。

ドクイムが時々外で男と密会して大罪を犯しているというのです!

ここぞとばかりにドクイムが兄から貰ってきた品物を証拠として差し出す意地の悪い和嬪…。

知らせをうけ、和嬪の部屋へ急いで向かったサンの視線の先には…。

ドクイムが和嬪の前でうなだれていたのです。

いつか自分もドクイムが見知らぬ男と一緒にいるところを見たことを思い出すサン。

まさか、本当にドクイムは罪を犯していたのだろうか??

サンの顔が急にこわばります…。

やっとの思いで武官になった兄に迷惑をかけてしまうから口を閉ざすしかないドクイム。

このままでは極刑も…と最悪な雰囲気になった時、事情を聞いて駆けつけたサンの母・惠慶宮によりドクイムはピンチを救われます。

惠慶宮はドクイムが会っていた男はドクイムの実兄なんだとその場で誤解を解いたのです。

しかし、そのことでドクイムと兄が思悼世子に仕える武官の子供だったとバレてしまい…。

二人を処罰するべきだとしきりに責め立てる和嬪。

自分の父親を罪人呼ばわりする和嬪にサンの怒りが爆発!!!

サンはソ尚宮にドクイムを自分のところへ連れてくるよう命令します。

それはドクイムに寵愛を与えるということでした。

ソ尚宮はドクイムの気持ちを思うとためらいましたが、王命にはさからえません。

身体を清められたのち、サンのもとへやってきたドクイムに気持ちを確かめるサン。

「たとえお前が私を愛さなくても私はお前を愛し傍に置いておきたい…」

「けれども、もしまたお前が拒むのならもう二度と会うことはないだろう」

「答えて欲しい‥、私はお前を本当に手放さなければならないのか?」

その時ドクイムは決心するのです、サンに身も心も捧げようと…。

宮廷内は王に寵愛をうけたドクイムの噂で大賑わいとなります。

心配した友人の女官たちが部屋にやってきてドクイムに忠告しました。

「たとえ王に心は許しても決して愛していけない、あなたが辛くなるだけ…」

するとドクイムは

「王を愛してしまったとしても絶対に気持ちを悟られないようにする、自分に許される唯一の強がりはそれしかないのだから…。」

と複雑な胸の内を明かしました。

王の寵愛を受けて後宮になったドクイムに間もなくして懐妊の兆しが現れました。

それを聞いたサンはドクイムではなく、正室である中殿のところへ向かいます。

長い間子供に恵まれず苦労をしていた中殿に対するサンの優しさでした。

こうなることは最初から予想していたとはいえ、穏やかではないドクイム。

いつの間にか眠ってしまったドクイムが次に目を覚ました時、サンの姿が…。

それからのち、ドクイムは久しぶりに休暇を取って宮殿の外に出て行く楽しそうな友人たちの姿を見送りつつ、かつて自分もその中にいたと思うと急に涙があふれてくるのでした。

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韓国ドラマ『赤い袖先(袖先赤いクットン)』17話(最終回)のネタバレとあらすじ

 

ドクイムは1786年(正祖10年)、ついにお世継ぎを生み正一品(一番位が高い)の宜嬪となりました。

しかし、残念なことにドクイムの息子は流行り病に冒されてしまい、今まさに短い生涯を終えようとしています…。

なのに二人目を身ごもっていたドクイムは結局、息子の死に立ち会うことができず…。

やがて世子は(王の継承者)父であるサンの腕の中で静かに息をひきとってしまいました。

息子の死を悲しむあまり食事も喉を通らなくなってしまったドクイム。

そんなドクイムの姿に思わず怒りをぶつけるサン!

「自分とて亡くした我が子を思い続けて気のすむまで泣きたいが王である以上、それは許されない‥。」

「だからお前も早く正気を取り戻すんだ!!」

そんな言葉を投げつけられて思わず感情を露わにするドクイム。

「私は一度だって嬪になりたいなんて思った事もないのに…、我が子が亡くなっても一人悲しむ時間さえ与えてもらえないのですかか?」

「私に許されるものは何もないのですか……?」

サンとの間の重苦しい空気が消えないうちに、さらに追い打ちをかけるかのような悲しい知らせ。

それは、ドクイムの大切な友達のヨンヒが法を犯して投獄され、もうすぐ処刑されてしまうというものでした。

その友人に会うため慌てて牢屋に向かうドクイム。

捕らえられてしまったのは、愛する人との間に授かった子を流産してしまったのが見つかってしまったことだと友人は言います。

王に仕える女官はすべて王の女なので他の者との恋愛は死罪にあたるのが宮廷内のおきて。

それでも私は一時でも女の幸せを味わったのだから後悔はしていないという友人に何も言えなくなるドクイム。

こうして愛する我が子だけでなく大切な友人まで失うことになってしまった彼女は屋敷に戻る途中に気を失い倒れてしまいました。

次に気がついた時はサンの膝の上でした…。

どうしてヨンヒのことを隠していたのかとサンに聞くドクイムですが、サンは隠しておくほうがお前のためになると思ったからだと。

友人を失ったことで改めて命の尊さを知ったドクイムは感情を露わにしてしまったことをサンに謝ります。

サンも自分と同じ悲しい思いをしているのにひどい言葉を投げかけてしまい本当に申し訳なかったと心から謝るのです。

しかし、たとえ王だとしても悲しい気持ちになるのは人として当たり前のこと、いや、逆に王だからこそ世継の死は誰よりも辛かったはず…。

その後も王としての責務をまっとうしていくサンはついに過労がたたってその場で倒れ込み、再び目を覚ますとそこには心配そうに見つめるドクイムの姿が…。

正気に戻ったサンを見て心の底から安心するドクイムでしたが、実は彼女もその時すでに重い病に冒されていたのでした。

ドクイムはそれから数日間眠り続けたのち、サンに看取られながらこの世を去ってしまいました。

「もし生まれ変わってまたあなたの前に現れたとしても、見てみぬふりをして通り過ぎて欲しい」

そんな言葉を最後に言いのこして…。

 

残されてしまったサンはドクイムとの想い出が次々と蘇ってきて胸が押し潰されてしまいそうになります。

しかし、一国の王である以上いつまでも悲しむことは許されません。

それから何年もの間、ドクイムを胸の奥にしまい込んで暮らすサン。

そんなサンの目の前に提調尚宮となったギョンヒが現れます。

ギョンヒからドクイムの遺品を受け取ると、胸の奥の想い出が再び溢れ出し辛くてたまりません。

それからしばらくしてサンが病の床に伏した時にある夢を見ます。

そこにはいつものように自分に向かって優しく微笑むドクイム。

目を覚ました時、サンの目からは涙がこぼれ落ちていました。

そして心の中で、「これが過去でも、夢でも、死後の世界だとしても構わない‥‥、ただお前を見つけて一緒にいられる瞬間を選ぼう」

「そして、その瞬間が永遠のものであって欲しい…」

そう呟きながらドクイムをしっかりと抱きしめるのでした。

ai

涙なしでは見れない…!!

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韓国ドラマ『赤い袖先(袖先赤いクットン)』の感想

 

ついに最終回になってしまいました!

全17話でしたが一つ一つの物語の中でサンとドクイムのお互いを思う気持ちが切なく伝わってきて最後は本当に何と表現したらよいのか…。

色んな意味でとても見応えたっぷりで素敵なドラマでした!

李氏朝鮮王22代の正祖が登場するドラマは他にもいくつかありますが、それらは何十話にも渡り内容も複雑で本格的な時代劇がほとんどです。

その点、このドラマは英祖とイ・サンの祖父と孫としての上下関係、それにイ・サンとドクイム(後半で宜嬪となった女官)との関係を中心にコンパクトに分かりやすく描かれていたので気楽に見られました。

それにしてもやっとのことで二人が結ばれたと思えば、最初の子がすぐに亡くなり、そのあとを追うようにまさかドクイムまで亡くなってしまうとは…。

でもこれも史実に沿っているという点では仕方がないですよね。

「赤い袖先」って変わったタイトルだと思ったらドクイムが身に着けている女官の服の袖先が赤いのですね!

出会ってお互いに好きになってしまった人が、たまたま王と女官だった。

もしこれが普通の人達ならば色んな格式に縛られることなく幸せになれたのに…。

それを考えると陰謀渦巻く王宮というところは本当に恐ろしいです。

イ・サンを演じたジュノは爽やかでカッコいい王、そしてドクイム役のイ・セヨンは女官姿も本当に綺麗で魅力的でした☆

時代劇が苦手な若い世代の人たちも安心して最後まで楽しめるんじゃないかと思います!

ただ、涙もろい人は特に最後はバスタオルを準備して見たほうがいいかも・・・?

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韓国ドラマ『赤い袖先(袖先赤いクットン)のキャスト・放送日・監督・脚本

 

イ・サン … イ・ジュノ(2PM)

ソン・ドクイム … イ・セヨン

ホン・ドクロ … カン・フン

 

放送日

2021年11月12日~2022年1月1日

話数 全17話

制作 MBC

監督:チョン・ジイン、ソン・ヨンファ

代表作

チョン・ジイン

私の愛、あなたの秘密

自己発光オフィス〜拝啓!運命の女神さま!〜

脚本:チョン・ヘリ

代表作

仮面の王イ・ソン

階伯

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