こちらの記事では昭和元禄落語心中9巻のネタバレと感想をまとめています。
岡田将生さん主演の実写ドラマが10月スタートするということで、期待が高まっております。
最後に向かってまた物語が動いていきますので、ぜひチェックしてみてください。
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昭和元禄落語心中9巻ネタバレ
新年明けましておめでとうございます!2018年も皆様にとって良い1年となりますように。
1/10までは初席期間です!この機会に、寄席やホールなど、お近くの会場で新春落語に触れるお正月はいかがでしょう?与太さんも、どこかで一席披露しているのでしょうか…(^^)
#落語心中 pic.twitter.com/DHVzR2iPu7— 昭和元禄落語心中@BD-BOX発売中! (@rakugoshinju) 2018年1月2日
登場人物
有楽亭八雲・・・八代目八雲。昭和の大名人。二つ目時代の高座名は菊比古。
与太郎・・・八雲の弟子。三代目助六を襲名。
有楽亭助六・・・二代目助六。今は亡き伝説の噺家。小夏の父。八雲とは同門。
小夏・・・二代目助六の娘。与太郎と結婚した。
信之助・・・小夏の息子。
みよ吉・・・・小夏の母。
先生・・・昔、八雲に弟子入りを志願した。売れっ子作家。
重石
八雲の家に来ていた先生は、アルバムにあるはずの写真のことを小夏に聞きました。
すると、小夏は半分に切った写真を持ってきました。
そこには、『鹿芝居』をやったときの菊比古と二代目助六が写っていました。
「切ったのに捨てなかったんですね 本当は八雲師匠のこと好きなんですね」と先生は小夏に言いました。
あなたのは愛情の裏返しでしょうと笑う先生に「好きとか嫌いとかそういうのはもう置いてきました」と小夏は答えました。
小夏「あたしが重石になってやらないとどっか消えちゃう」
芝居の帰り、八雲は松田さんに料亭『柳しま』に連れて来られました。
部屋の中には八雲師匠の落語を聞きたいと思っている親分や贔屓の人たちに落語がイヤなら世間話でもと与太郎が八雲に言います。
八雲は帰ろうとしますが、女将さんに無理やり部屋の中に入れられてしまいます。
八雲が部屋の入ると、そこにいたみんなが喜びました。
そして、まずは与太郎が落語を披露しました。
その落語は二代目助六が旅館で披露した落語でした。
みんなに言われて八雲が前に出て噺はじめたとき、部屋に警察が入ってきて親分を逮捕していきました。
組長「お師匠すまねぇ・・・どうかお元気で」
『たちきり』
八雲と信之助が銭湯に行こうとしているところに帰ってきた与太郎。
3人で銭湯に行くことに。
湯につかりながら、助六は組長のいる刑務所に慰問に行ってみようと思ってると話しました。
そして、昔刑務所でみた八雲の『死神』の落語の思い出話をします。
八雲が「死ぬときは落語をしながらコロっと逝きたい」というので、「それにはまず落語を今やらねぇと」と与太郎が言います。
そして一緒に慰問にいこうと八雲に言いました。
そこへ信之助が飛び込んできました。
「じいじ 落語するの?」
「聞いてたんかェ」と八雲に「僕もききたいなぁ~~~」と信之助がかわいく甘えました。
そして、八雲と与太郎と小夏は刑務所の慰問へ。
八雲は『たちきり』の落語を披露しました。
八雲が落語をしている最中、みよ吉が八雲の目の前に現れます。
小夏は歌いながら泣き出しました。
その声はみよ吉の声そのものでした。
八雲『若旦那ァ もう、駄目ですよぉ 仏様のお線香が断ち切りました』
みよ吉の姿が消えました。
死神
助六と信之助の入学祝いの写真を撮りに来た小夏。
助六が見たいというので白無垢に小夏が着替えると、みよ吉が現れました。
「また来たね 今度はなによ 母さん?」
小夏は、自分にしか見えていないと思っていたのに、こないだの八雲の落語を見て八雲にも見えていたことに気付きました。
そして、八雲になにをしたいんだと小夏は母・みよ吉に聞きます。
「恨んでるの?それとも謝りたいの?ずっと黙ってないでなにか言ってよ!」とみよ吉に詰め寄ると、空を見つめていたみよ吉の目がぎょろりと動きます。
そのとき、与太郎が入ってきてみよ吉は消えました。
与太郎の『居残りの会』を見に来ていた八雲は途中で席を外します。
そして、寄席へと向かい、だれもいない高座に上がり『死神』の落語を始めました。
『死神』の落語を終えると「イヨッ 八代目ェ」と助六が現れました。
助六は「いい『死神』だったぜ」と言いますが、八雲は声が出ない、一回でクタクタで舌も回らないと話します。
助六「あげくの果てにゃァ客が一人もいやねぇって このザマか」
八雲「アタシぁ落語を道連れにしようとしてるんだよ」
それがお前の落語ならしょうがないと話す助六。
「最後くれぇ手前で落とし前つけろ 未練を断ち切れ これがお前の望みなんだろ」
そういって助六は八雲にロウソクを持たせて客席に投げ入れました。
燃え広がる火の中で助六は「死ぬってのはこういうもんだ 坊よく見ろ」と八雲に言いました。
八雲が助六を見ると、そこには骸骨姿がありました。
お前は死神 芸の神様てェのはお前のことだったんだね・・・・ようやくお会いできた
そこへ与太郎が入ってきて八雲に手を伸ばしました。
与太郎「つかまって早く 手ェだして早く」
八雲「うううう・・・・死にたくない・・・助けて」
八雲は与太郎の手を取りました。
昭和元禄落語心中9巻感想
朽ちていく自分と一緒に落語も終わらせようとした八雲。
それでもやはり、生きたいと思うんですね・・・
次巻はいよいよ最終巻になります。
八雲は落語と一緒にどんな最期をむかえるのか・・・
注目です。

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