Kiss2018年12月号掲載のおひとり様物語56話のネタバレ・感想・考察です。
ここからはおひとり様物語56話のネタバレになりますのでご注意ください。
ネタバレよりやっぱり漫画を読みたい方はこちら♪
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おひとり様物語56話ネタバレ
小春は亮平との美術館デートに向かおうとしていましたが、タイミングよくメッセージがきます。
”ごめん!休日出勤になった!
今日キャンセルさせて!”
久しぶりのデートだったから落ち込む小春でした。
「ひとりで美術館って・・
いや行こう!あえてのひとり美術館ってよくない?」
そう開き直ります。
ゆっくり作品を味わって、疲れたら館内のカフェでお茶。
非日常の空間で自分を癒そうと決めて出かけます。
ポストに友達からの結婚式の招待状が入っていました。
”休みの日は休みたいよな・・”
そう思いながら面倒だなと感じる小春でした。
小春と亮平は付き合って3年。
このまま結婚するのかなと思いながらついつい電車で寝落ちしてしまいます。
寝過ごした小春は慌てて電車を降りて戻ろうとすると、目の前に亮平がいました。
知らない女の人と一緒の亮平は、
「すみません」
小春にそう一言謝るのでした。
美術館についた小春は、チケット売り場の近くでお金が足りなくてチケットが買えない中学生の女の子・ひよりに余っていたチケットを渡しました。
「持ってても仕方ないし。
あなたがいらないなら捨てるだけなの。」
とまどうひよりにそう言うと、お礼を言って受け取ってくれました。
作品を見ていても集中できない小春。
これからどうなるんだろう。
泣けないのはショックが大きすぎるのか、お互いとっくに終わっていたのをわかっていたからなのか。
わかっているのは私は今ひとりぼっちなのだということ。
そんなことを考えているとひよりがキラキラした表情で作品をみていました。
昔は転ぶことさえ楽しかったのに、大人になったら痛いだけだと思う小春でした。
外のベンチに座っているとひよりが声を掛けてきました。
「うっかり使っちゃわないように別にしてたの忘れてて・・」
そう言い、チケット代を渡すひより。
気にしないでいいよと小春は言いますが、ひよりはどうしていいかわからず戸惑います。
「じゃあコーヒーおごって?」
自販機を指さしながら伝えると、ホッとした表情で買いに行きます。
二人でベンチに座りながら飲んでいると、ひとりできたと話すひより。
「去年転校してきたんですけど、東京っていいですね!
なんでもあって行きたいところだらけで・・もうおこづかい足りない!
早く大人になりたいです!」
そう笑顔で話すのでした。
そして来週文化祭で組んでるバンドでライブをするから見に来てほしいとお願いし、帰っていくのでした。
小春は軽くとまどいながらも、名刺と招待状を受け取ります。
その後、亮平とはちゃんと会って別れることができました。
帰り道に初めて泣けたのは、悲しいのか悔しいのか不安なのか愛しいのか。
多分、全部。
そう思う小春でした。
文化祭当日、行く予定がなかった小春でしたが部屋にひとりでいたくない思いから行くことに。
演奏を聞きながら、ひよりが言っていた通りほんとに下手な演奏だなと思う小春。
しかし、なんてまぶしいんだろうと感動するのでした。
終わったあと小春に気付き走り寄ってくるひより。
ひよりはお礼を伝え、友達に呼ばれ去っていきます。
「今の誰ー?親戚のお姉ちゃん?」
そう聞かれたひよりは、
「ともだち!」
そう当たり前のように答えます。
聞こえていた小春はふっと笑い、人生って思いがけないことが起こるんだなとそう思います。
突然恋が終わったり、中学生に友達なんて言われたり。
これからだって嬉しいことや素敵なものに出会える気がする。
そう思いながら、これからの人生にわくわくするのでした。
おひとり様物語56話感想
開始早々身近で起こりそうな展開にドキドキしました!
休日出勤だからと久しぶりのデートを断る亮平とばったり駅で遭遇!
寝過ごしたことがきっかけでそこの駅に行ってしまったわけだから、きっと普段使わない駅なんでしょうね?
じゃないと堂々と腕を組んで歩きませんよね(笑)
もし寝過ごさずに目的の駅で降りていたら、きっと今も浮気されたままだったんでしょうね(;^ω^)
そう考えたら寝過ごしたおかげなのかなと思えます!
別れもあれば出会いもありましたね♪
中学生の女の子ですけど(笑)
だけど、恋を失った小春からしたらキラキラしているひよりの存在は大きく見えたのではないかなと思います★
おかげで失恋にふさぎこまずに、習い事でも始めようかなって思えたのかな(#^^#)
ひよりの存在が小春を支えてくれたように感じました(*^-^*)