この記事ではホットギミック9巻のネタバレと実際に読んだ感想を書いています。

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ホットギミック9巻のネタバレ・あらすじ
最後の兄バカ
初のバイト終了後、23時に階段のところで待ち合わせをしている初と亮輝。
今日でバイトが終わり、明日はバイト代をもらいに行くだけだと話す初を信用できない亮輝でした。
お兄ちゃんに泣きつかれてバイト延長するのではと問い詰められる初でしたが、お兄ちゃん離れすると宣言します。
亮輝が家へ戻ると、凌が訪ねてきていました。
家庭教師はもう終わりにしていいと思うと話す凌。
「初のことは亮輝くんが守ってくれると思う。
だから絶対に泣かせるようなことはしないでほしい」
そうまっすぐ亮輝の目を見て頼む凌でした。
これでもう社宅にこないってことなのかと聞く亮輝に、あと一つ終わったらねと答える凌。
梓のお母さんと初のお父さんの不倫関係のことを調べる話をします。
父は誰かをかばっているように思えるから調べ直すことにしたと話す凌。
「初がどんだけ傷ついたか・・自分の父親のせいで梓の人生狂わせてしまったって負い目感じて。
相手が父親じゃないってわかったら、少しは救われるかもしれない。
それが俺が初にしてやれる最後の兄バカだよ」
そう告げて帰っていくのでした。
そんな二人の会話を聞いてたマリコさん。
会話の中で出てきた梓の母親・美宝という名前が、亮輝の父親・柊一郎が今でも愛している女性と同じ名前だと亮輝に話します。
後日、父親を訪ねる亮輝。
昔父親に、
”父親としての義務は果たす。
でもお父さんの愛情はほかの女性1人のものだから、お前と母さんに与える愛情は一切ないんだ”
そう言われたことを問い詰めます。
そして、
「その女性の名前と梓の母親の名前が同じなのはただの偶然ですか?」
そう続けるのでした。
真実
給料を取りに行くのをついていくと言っていたのにバイト先にあらわれない亮輝に不安になる初。
いてもたってもいられず亮輝の家へ向かいます。
マリコさんが出迎えてくれましたが、亮輝はいませんでした。
「成田様は亮輝様がお好きですか?」
いきなりそんな質問をされて驚きながらも、はいと答える初。
ニコッと微笑み、
「どうかずっといてあげてくださいね。
あのお方はいつも一人でしたから、受け止めて差し上げてくださいませ。」
そうお願いされます。
そしてマリコさんから亮輝の携帯の番号を聞く初でした。
一方柊一郎は、
「美宝にそっくりだったよ。胸が苦しくなった。」
先日みかけた梓の姿を思い出しそう亮輝に伝えます。
梓の母親の不倫相手は自分だと打ち明けるのでした。
初の父親には、細心の注意をはかって連絡役をしてもらっていたこと、表向きはすべて彼の名前が出るように罪を着せていたと告げます。
そしてもういいですと言って亮輝はその場を後にします。
凌が言っていた言葉を思い出し、このことは初には言わないと心に決める亮輝でした。
そこへ初からの着信があり、二人は出会います。
やっとみつけたと嬉しそうな初。
携帯を持っている初にそれどうしたのかと聞くと、
「バイトして買おうと思ってたの。
これからは家じゃなくて直でここでいいから。
何かあった時にもすぐいけるようにって思った」
と恥ずかしそうに答える初。
そんな初の想いが嬉しくなり、抱きしめる亮輝。
「ずっとそばにいろ。
死んでもいろ。
命令だ。」
その言葉には、何があっても初を手放さないと気持ちが込められていました。
どんどん好きに・・
気分が悪いフリをして部屋まで介抱してもらう亮輝。
その様子を社宅のおばさんたちがみていて噂していました。
そこへ初の母親が通りかかり、噂を耳にします。
部屋についた初と亮輝。
心配する初をよそに抱きしめる亮輝でした。
騙すなんてずるいと言っている初の口をキスでふさぎ、初は押し倒される体制に。
「今日は絶対やめねーから。」
そう宣言し、服を脱がそうとした瞬間マリコさんから声を掛けられます。
ドアの向こうには初の母親が。
そして初を連れ帰ります。
亮輝は、もう拒まなかったしむしろやってといわんばかりだったと初の先ほどの様子をマリコさんに話します。
でも心の中では父親のことが引っかかっていました。
初は母親からものすごく叱られます。
相手が亮輝だというのがダメだと言われます。
そんな怒られている間も、初の頭の中には亮輝がいました。
前よりも好きになっちゃっている自分に気付く初でした。
学校で梓から、自分の母親の不倫相手は別の相手かもしれないと知らされます。
もしそうだとしたら初のことを憎まなくてもよくなるから、凌と調べ直すと聞いた初は手伝うと伝えます。
放課後、亮輝から前回旅行で行った場所に春休みに行って続きをすると宣言される初。
初は、不倫相手をもう一度調べ直すことを手伝うからそれがはっきりしてからでもいいかとお願いします。
自分の父親が本当の不倫相手だと知られたくない亮輝は、
「バッカみてえ。
くだらねー。付き合ってらんねぇ!」
そう言って立ち去ってしまいます。
その頃旅行に行っていた亮輝の母親が戻ってきていて、亮輝と初の噂話を耳にします。
怒り狂うお母さんでしたが、ひょんなことから凌が養子だということを知るのでした。
凌の想い
ある日お母さんに頼まれて重い荷物を近所の家へ届けることに。
そこへ偶然凌があらわれ手伝ってもらうことなりました。
兄離れすると決めてからの再会で戸惑う初でしたが、二人が乗ったエレベーターが止まってしまいます。
閉じ込められて気温が下がってくると、昔も冬の日に二人で暖を取りあったことを思い出し、話し出す初。
養子で貰われてきて打ち解けられなかった凌に、家族の暖かさを教えてくれた初のことをいつの間にか好きになっていた凌。
そしてキスをしようとします。
触れたか触れてないかの微妙なキス。
その瞬間エレベーターが元に戻り二人は救出されるのでした。
どうしたらいいのかわからない初は、梓から一人の女として凌が初のことをみていることを聞かされます。
凌の顔がまともに見ることができなくなった初は、部屋へ戻り声が聞きたくなって亮輝に電話を掛けようとします。
しかし、母親の目もあり我慢する初でした。
翌日、初の家に亮輝の母親が訪ねてきました。
そして、凌が本当の子供じゃないことを問い詰めます。
「教えていただけないのでしたら、こちらで調べるまでですわ。
大事な息子の交際相手のご家族のことですからね」
そう母親を責める亮輝の母親でした。
”あたしのせいでお兄ちゃんが”
そう自分を責める初。
「何か問題があってうちの亮輝に傷でもついたら一体どう・・・」
「つきませんよ。」
亮輝の母親が言い切る前に、凌が話し出します。
「僕は成田家と離縁します。
僕が出ていけばこの家にはなんの問題もないですよね?
ですから交際を認めてやってください。」
そうお願いし、その場を立ち去る凌でした。
初は凌を引き留め、こういう風に言われたりしないように離縁するのかと聞きます。
「違うよ。自由になりたいだけだよ。
初のことは亮輝くんが守ってくれるよ。」
そう告げる凌。
”自分で守るって神様にも誓ったけれど、守れなかった。
だから罰としてもういられなくなっちゃったんだ”
そんな想いを持っているとは知らない初は、
「じゃあお兄ちゃんは、だれが守ってくれるの・・・?」
凌の歩いていく後ろ姿にそう小さく呟くのでした。
ホットギミック9巻の感想
なんだか空気がハッピーな感じじゃなくなってしまった9巻!
本当の不倫相手はなんと亮輝の父親でした。。
しかしまだ小さかった亮輝に対しての、愛情は一切ない発言はひどすぎます!!
それもあるからなんだか不器用になってしまったのかな??
そしてそのことを隠すために罪を着させられたのが、初の父親でした(-_-;)
もしも真実を初が知ったらどうなってしまうんだろう・・・。
亮輝に対してどんな気持ちを抱くのかな・・。
亮輝もそこが不安だから初に本当のことが言えないんだろうな((+_+))
そして梓も一体どうするのかな?
初を憎まなくてすむようになるということは、初に対して恋愛感情を普通に持てるということ。
なんだか真実が初の耳に入ったら、いろんなことが動きそうな予感がします(-_-;)
凌は離縁することで成田家と、自分の気持ちを守ることができると思ってるのかな。
そんな風にしないと止められないほど、初のことが大好きなんですね(‘_’)
”亮輝が初を守ってくれる”
自分の代わりに亮輝に初のことを託すところは、胸が痛かったです。
本当にこのまま家族がバラバラになっちゃうのかなと切なくなる1冊でした。

