映画化が決定している白石ユキさんの『あのコの、トリコ。』第2巻。
10年前の約束を果たそうとする頼、雫、昴の少し大人になって昔とは違った姿に少しずつ意識し惹かれていくお話。
前回は、3人の再会、頼の役者デビュー、頼の告白と、結構一気に進展していきました。
頼の告白は、雫の超鈍感さがあだとなりうまく伝わらず。
代わりに昴からの宣戦布告。
2巻はどんな風になっていくのか……。

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あのコの、トリコ。2巻ネタバレ・あらすじ
戦闘開始
華やかでグラビアアイドルの雫と、イケメンで人気若手俳優の昴。
そんな2人にそぐわない地味でメガネの頼。
メガネを外すとデビューしたばかりのイケメン頼に変身。
そんな3人が今度超実力派女優といわれている同い年の山田華と映画出演することに。
その宣伝用に写真撮影の仕事をうけている3人。
水着姿の雫にドキドキしている頼。
そんな頼を挑発するように、雫を抱き寄せて撮影に挑む昴。
昴はイライラしている頼に
「この際だから言っておく。俺は雫が好きだ。絶対に渡さないから。」と伝える。
頼も雫は譲れないとお互い戦闘モードに。
そのかいあって触発し合う2人。
無事撮影は大成功!
その撮影を見ていた華は頼を気に入ってしまう。
撮影後、雫はプロデューサーとご飯に行くことに。
これからも役者として頑張ることを伝える雫に、僕の言うことを聞けば努力しなくてもヒロインになれるよと押し倒します。
それを拒否すると、頼の役者としての才能を潰すと脅されます。
頼のために我慢しようとした瞬間、頼が助けにあらわれました。
さらに脅そうとするプロデューサーに
「気に食わないなら潰せばいい。雫も俺達の夢も絶対守ってみせる。」とぶつけます。
そんな2人に対し、映画から降ろすと一言。
何も言えずにいた頼と雫のところへ、押し倒した時の動画を撮っていた昴が。
証拠をつきつけられやばいと思ったプロデューサーは、冗談じゃないかと言いながら帰っていきます。
助けに来た2人に、干されたらどうするの、危険なマネはもうしないでと頼みます。
「雫も俺達の大事な夢の一部。」と昴。
「雫が危ない目にあってたら俺達は何度でも助ける。」と頼。
そんな2人に雫は涙を浮かべながら感謝するのでした。
キス
クランクイン開始。
今回の映画は、同じバスケ部に通う高校生4人のラブストーリー。
頼は、才能はあるのにやる気のない部員。
その相手役が華である。
華は会ってすぐ、みんなが見ている前で頼にキスをします。
初めてのキスだった頼は、何が起きたのか分からず落ち込みます。
そんな時、スタッフたちが華の陰口を言っている場面に遭遇します。
陰口を叩いている人のほうが気持ち悪いと言い放つと、それを聞いていた華は
「あんなの好きに言わせておけばよかったのに。」と。
頼は、役に心を捧げる姿勢が純粋にすごいと思ったから言っただけだよと伝え去ります。
更に演技での頼に対し、完全に心が落ちてしまった華でした。
雫は初めての映画でしたが頼と華のキスシーンが離れず戸惑っていました。
そこへ頼があらわれ、みんなうまくやれてるのに自分だけ進めてないと焦りと不安をぶつけます。
「雫の演じる子は表情がコロコロ変わるかわいい子だろ?まるで雫みたいじゃん。雫が自分を忘れなければきっとうまくいくから。」と励まします。
喜ぶ雫でしたが、半分は頼がキスしたせいだとこぼします。
ヤキモチかと思った頼は「俺がキスしたいのって思うのは1人だけだから」と伝えます。
そんな頼に対し、心がそわそわしていた雫でした。
頼と芝居の練習をするはずだった雫のところへ昴があらわれ、ずっと好きだったと告白をされます。
そんな時華が過労で倒れてしまいます。
付き添う頼に、あたしを理解できるのもあなたを理解できるのもお互いだけだと演技を見て感じたと話す華に、「俺の演技は全部好きな人のためだから。」と伝えます。
そんな中、昴から雫に告白したと聞かされます。
撮影が終わったら返事をもらう予定だと話す昴に、頼は動揺してしまいます。
それと同じく華から、倒れて頼が付き添ってくれたことを聞かされます。
雫は自分との約束より華を優先したことを悩みますが、頼は優しいから仕方ないと言い聞かせます。
頼も雫も胸がきしんでいました。
好きだコノヤロー
頼との撮影で、頼から気持ちをぶつけられても自分の気持ちがよくわからない雫はうまく伝えられず困惑してしまいます。
監督から台本の変更があると知らされ、雫と昴の役には結婚してもらうとのことでした。
しかも誓いのキス付きだと。
動揺する頼とは違い、期待に応えられるように頑張りますと意気込む雫。
昴は、変に動揺を隠しきろうとする雫の首にキスマークを付けます。
「雫にとっては演技でも、俺にとっては好きな子とのキスシーンだから容赦しないよ」と伝え、キスマークがあるから俺のことで頭いっぱいになるだろと言い去ります。
教会での結婚式のシーンの撮影の時、スタッフから見に行かないのかと聞かれる頼は、絶対に行かないと睨みつけます。
誓いのキスをする前、雫の頭の中には頼が。
寸前でドアを思い切り開けて頼があらわれます。
撮影途中でしたが雫を抱え飛び出してしまいます。
そしてもう一度、「昴に取られたくないって思った。雫が好きだ。」と伝えます。
雫は「頼は暗いし地味だし、昴の方が男前だけど頭に浮かぶのは頼なの。私だって好きだコノヤロー。」とたどたどしく小さな声で告白をしました。
そして昴がつけたキスマークの上に更にキスマークをつけます。
そして雫も、華とキスした頼の唇にキスをし「う…上書き」と恥ずかしそうに伝えました。
あのコの、トリコ。2巻の感想
三角関係が華の登場により四角関係にまで発展したけれど、最終的には頼と雫が結ばれました^^
頼が話すセリフって一つ一つ正論というか的をついているというか。
雫じゃなくてもドキドキしたり意識してしまうんだなと華をみて思いました。
昴も心のどこかでは、雫は自分ではなく頼のことが好きなんだと勘付いていたから告白したのかなと思いました。
頼も昴もお互いが取られたくなくて気持ちを雫にぶつけ、結果的に雫は頼のもとへ。
なんだか平和すぎる展開に、この先どうなっていくのかちょっと興味津々です。

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